ファッション哲学

リアル店舗の未来像とアパレル店員のあるべき姿


 

ナスです。

今日は、リアル店舗の未来はどこに向かうのが理想なのか考えてました。

 

そこである程度考えて出た答えがありましたので今回はそれを書きたいと思います。

 

 


今、リアル店舗に求められるのは”エンターテイメント性”

 

今のECサイト最盛期において、間違いなくリアル店舗の置かれた状況というのは厳しいものになっています。

ただでさえ物を所有する価値が低くなってきているのにもかかわらず、オンラインの発展でリアル店舗が苦境に立たされているのはすごく体感としてあります。

 

その中でリアル店舗にあって、ECサイトにはないものが一つだけあります。

それは、リアル店舗は空間のエンターテイメントの創造が可能だということです。

 

 

ドーバーストリートマーケット銀座は毎回足を運ぶごとに緊張感を覚えますし、空間全体がアートのような作り。コムデギャルソンのイズムがしっかりと継承され、かつアップデートされています。行くたびに「すげーっ!」って興奮を覚えますね。

引用

 

また、系統は違えどロンハーマンは空間全体のリラックス感が大好きです。特に毎回買うわけでもないのに、近場によったら必ず立ち寄りたくなる空間作りは唯一無二です。

引用

ロンハーマンは特に、ECを全くやらずにリアル店舗のみで売り上げを伸ばしています。

このご時世においてここまで空間の技量だけで売り上げを作れるのはさすがの一言。

 

また、空間やVPをECサイトに置き換えるとデザインになるのでしょうが、そもそも求められるものが全然違います。

 

ECサイトはどちらかというと「わかりやすさ」と「シンプルさ」です。

アマゾンやゾゾタウンは一番わかりやすい例でしょう。

楽天市場のようにごちゃごちゃしてませんし、無駄な広告も一切載せてません。

隙間時間に手軽にポチれるという消費者ニーズを満たしているからこそ、他の追随を許さないレベルで規模を拡大しているのでしょう。

 

一方のリアル店舗は、「感動」や「洗練」です。

かっこいいスタッフ(ヒト)、良い商品(モノ)、洗練された空間(ウツワ)の三位一体の構造があって初めて成り立つもの。

足を運んでみないとわからないこと、五感をくすぶるものがあるからリアル店舗は需要があるのです。

 

EC最盛期だからと言って悲観的にならず、ディズニーランドのようなエンターテイメントを求めていくことがオフラインのリアル店舗に出来ることなのです。

オンラインでは五感をくすぶることが難しいですからね。

 

 


ECサイトやAIには出来ないこと「GIVE GIVE GIVE」の姿勢

 

とにかくリアル店舗の店員に出来るのは、お客さんが”今”欲している情報を余すことなくお伝えすることにつきます。

そもそも人がリアル店舗に足を運ぶ理由は悩みがあるからであり、それを解決しにきているのです。

 

「お腹が空いた」という悩みに対して、家電量販店にいく人はいないでしょう。

「髪が伸びてきた」という悩みに対して、飲食店にいく人もいないと思います。

 

これをアパレルのリアル店舗に置き換えると、「今、洋服が欲しいから足を運ぶ」だったり、「今、プレゼントを選びたいから店員さんに相談しにいく」ということになると思います。

この悩み解決や相談されるというのは人間にしか出来ないことです。

将来的にAIが物凄い勢いで市場を席巻していくのは間違いないですが、今現在出来るのは店員の存在価値を高める以外にありません。

 

”今”お客さんが抱えている悩みに対するアンサーをこれでもか!とばかりにGIVEすること。お客さんの悩みを全身全霊で解決してあげることがリアル店舗に出来ることなのです。

 

 


エゴイスティックな店員はいらない

 

本当にこれに尽きます。

ゆっくり商品を吟味しているのに、手に取った瞬間に商品説明をガッツリしてくる人。

テレビを見るためにリモコンを手に取った瞬間にこの番組は〜みたいなこと言ってくる(現実になかなか起こりえないのですが)ような感じと全く一緒だと思います。

 

 


客観的に見て自分がお客さんだったらどうか

 

 

リアル店舗不況だからといって目先のことばかり考えていたらますますお客さんは離れていくと思います。

全ては自分がお客さんだったら…考えること。そのお客さんの未来まで見れているかが重要なのです。

 

しかし、中には「試着したいけど店員さんに声をかけられないと試着出来ない」というような人も多いのが現状。

何も考えずゴイゴイ行け!ではなく、よく観察した上でそのようなツンデレなお客さんを見分けるのも店員の技量なのです。

また、そのような技量は、一歩引いてお客さんを観察することでしか手に入りません。

 

だから、お声かけは「何かわからないことあったら気軽に聞いてください!」くらいでいいと思います。

 

 


今ほど勉強し続けなければならない時代はないんじゃないか

 

アパレル業界といいミクロな規模だけの話に止まらず、今ほど勉強が必要な時代はないんじゃないかと思います。

ご存知の通り、スマートフォンが登場してからの10年は明治維新ばりの目まぐるしさで変わり続けています。

情報も所有からシェアへ。情報に気軽にアクセス出来る時代において過去の常識は負の遺産と化しています。

 

この猛烈なスピード感で変化を続ける世界において、アパレル業界は置いてきぼりをくらってしまっているのが現状です。歴史があり、多くの顧客を抱える老舗でも、店舗の撤退や経営破綻をしているのが現状です。

店舗閉鎖続々 次に破たんする米アパレル・小売り企業は?

 

そんな今までにやり方が通用しなくなってしまった現代においては、人にしか出来ないことにもう一度フォーカスを当てるのが重要だと思います。

とにかく限られた時間の中で自分が持っている情報を全てアウトプットする。アウトプット前提で行動してやっとインプットするべきことが見えてきます。

だからこそ僕は今後もブログを書くし、そのための努力を惜しみません。

 

奇しくもやっとブログを書くことが楽しいと思えてきました…

誰かしらが読んでくれているのを実感しているのと、やっぱり対人コミュニケーションにおいての差がモロに出る。

 

一番は自分の成長を実感出来るということでしょう。ブログを始めて本当に良かったですね。

 



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kokishibata

1993年熊本県生まれ。18歳まで熊本県で育ち、福岡の大学に進学。卒業後に上京し、現在は都内の某セレクトショップに勤務。趣味はファッション、Dj、ブログ運営。

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