ファッション哲学

マイスタイルを確立することでファッションは無限に楽しめる


 

ナスです。

10月に入ってめっきり寒くなったので、少しずつ秋冬物にシフトしている最中です。

 

ということで久しぶりに全身コーディネートを撮ってもらいました。

完全に秋冬仕様になるので、今回こだわった点をつらつら書きます。

その中でも今回は『マイスタイルの確立』というテーマで進めていきます。

 

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こだわったのは『レトロモダン』


 

モダンってよく聞くけど何?って方も多いと思いますので、ざっくりと解説。

モダン【modern】とは現代的・今風であること。また、そのさまを表す言葉であり、日本では昭和初期に流行した。

いわゆる「ハイカラ」や「ナウい」の様に今風でしゃれている様を表す言葉であるが、「今風の」という意味の言葉はどんどん新しくなるもので、現在はモダンという言葉に対して「今風」なイメージを抱くか「当時の今風=レトロ」なイメージを抱くかは人それぞれである模様。

また、当時の伝統的表現とは対照的な新しい表現をとったものがモダンと名づけられ、それが芸術的なジャンルの一部として浸透しているものも多数ある。

引用

 

ファッションにおけるモダンとは『現代風に昇華する』ということでしょう。

いたってベーシックなスタイルをオリジナリティを加えて現代風にする工程。

 

様々なスタイルが混在する現代においては決して珍しくなく、むしろマストとも言える要素。

ここ最近浸透したものといえば

  • アスレジャー【アスレチック×レジャー】
  • サルトリアストリート【ドレス×ストリート】

などでしょうね。

 

ということでモダンの定義を解説したところで、今回のコーディネート。

テーマは『レトロモダン』です。

「どの辺がモダンなの?!!!」

ってなると思いますが、次項で解説します。

 

 

 

 

『レトロ』×『モダン』の対極こそが斬新さを生み出す


 

アー写風(笑)

 

今回は『レトロ』と『モダン』のクロスオーバーのコーディネート。ざっくり言うと『懐かしさと新しさがある』ということ。

ここで言うレトロというのは、被っているボルサリーノのハンチングだったり、インナーで挟んでいるモンテドーロのジレです。

ちなみにこの二つは古着。年代もいつのものかわからないのですが、長年多くのファンに愛されている名門ブランドです。

 

ただ、それをそのまま着てしまうとちょっとおじさん臭くなってしまう…

そう考えたので僕は『モードの要素』をプラスしました。

シワ感がある独特な雰囲気を持つレザーブランド、ジョルジオブラット。

植物なめし特有の発色は唯一無二で、モードブランドにも非常に相性の良いレザージャケットです。

 

インナーにはイタリアのニットブランド、マリヤのタートルネック。

こちらはデザイン性に富んだニットに定評があるブランドです。

着丈が長めになっていたり、タートルネックがめちゃ長くて二回折りで首元にボリュームが出たり。

マリヤもどちらかといえばモードブランドですね。

 

 

 

 

わかりやすく変化をつけるならパンツとシューズ


 

上半身だけみたらまだまだレトロな感じは否めないと思います。

そこでモダンを決定付けるのはズバリ『パンツとシューズ』

 

パンツはイタリアのファクトリーブランド、GBSのスラックスパンツです。生産の全行程を自社工場で一貫して行うため、価格に対しての物の良さは確かな逸品。

ベルトレスでワンプリーツ。お尻周りにゆとりを持たせたいわゆる『今っぽいパンツ』です。

パンツ自体が太いため裾はあえて長めに取り、シューズにワンクッションかかるくらいにしました。スラックスでドレッシーな雰囲気があるため、裾を長めにしてもカジュアルになりすぎない良い塩梅になります。これは9分丈で短めにしても普通にかっこいいと思いますね。

ドレスにもモードにもいける良いパンツです。

 

そして、このコーディネートの極め付けは『シューズ』

フランスのメゾンブランド、ランバンのスニーカー。

デザイン性の強いメゾンブランドのスニーカーで完全に印象を決定付けます。

色のトーンは揃えつつも、つま先のパテントのデザイン性がとにかく効いてます。

 

【オシャレは足元から】靴に投資した方が良い3つの理由でも解説したように、足元は人の目線が最終的に行き着くところ。コーディネートの最終的な印象を決定付けるのは間違いなく足元なんです。

 

トップス→コーディネートの主役となる物

パンツ→コーディネートを整える物

シューズ→コーディネートに変化をつける物

 

この図式に沿って考察してみると

トップス⇨レトロ

パンツ⇨モダン

シューズ⇨モダン

というようにコーディネート自体の意図がしっかりと汲み取れると思います。

 

この意図というのは「分かる人にはわかって欲しい」くらいしか思ってません。ただ、自分の『コーディネートの意図を説明出来るようになる』とスタイルは劇的に変化しますよ。逆に、この『説明出来る』という過程をすっ飛ばしてしまうと、いつまでたってもオシャレな印象を与えることは出来ません

 

 

 

 

既存のスタイルとオリジナリティを組み合わせて『マイスタイル』を確立する


 

ファッションだけに限った話ではないのですが、『マイスタイル』を持っている人は何事においても強いと思います。

特に、様々なスタイルが混在し、ある程度は出尽くした感があるこの時代において、選択の質は今まで以上に問われてきます。

 

「とにかく質の良い選択をすること」には数をこなすことも必要で、それなりに代償も伴いますが、その代償を乗り超えると、自分独自のスタイルである『マイスタイル』の確立につながります。

結論からいうと『マイスタイル』を持っている人は変化に強いです。

流行に流されるではなく流行を取り入れることが出来ますし、とにかく物をチョイスする選球眼が磨かれます。

 

選球眼が磨かれると、流行り物に対しても自分なりの見解を持つことができ、「流行っているけど自分はどう取り入れるか?」とワンクッション置くようになります。

この変化が早い現代においてはこのワンクッションがとにかく重要。

 

当たり障りもなく流行っているファッションを取り入れるのは、とにかくナンセンスでアイデンティティが欠落しているようにしか思えません。

巷ではちょいコンサバなファッションが流行っているとも言います。いわゆる保守的でありながら、どこか新しいファッション。

本当に良い時代だと思います。90’sの古着が新しい物として再び受け入れられるインフラが整っているんですから。

 

今回はクラシックアイテムとモードアイテムで『レトロモダン』を体現してみましたが、この体現の仕方は十人十色です。ストリート×ドレスだったり、スポーツ×モードだったり、自分の得意ジャンルでチャレンジすることがまずは前提です。

その上で取捨選択していきながら『マイスタイル』を確立していきましょう。

そうすることでファッションは、無限に楽しめる終わりのない遊びにしっかりと変化していきます。

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kokishibata

1993年熊本県生まれ。18歳まで熊本県で育ち、福岡の大学に進学。卒業後に上京し、現在は都内の某セレクトショップに勤務。趣味はファッション、Dj、ブログ運営。

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