トレンド

最近のトレンドでもある『ビッグシルエット』の取り入れ方について


 

ナスです。

今回のテーマはズバリ『ビッグシルエット』

 

2017年を皮切りに、カラートレンドやファブリックトレンド、そして今回特集するビッグシルエットなど近年でも類をみないような『遊び』のトレンドが台頭しています。

その中でも今回特集するビッグシルエットは、2015年頃から多くのブランドが取り入れているいわば『今が旬』のトレンド。

 

ということで今回は、来年以降も継続してトレンドに君臨するビッグシルエットの有効な取り入れ方を解説します。

 

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ビッグシルエットを取り入れることの利点について


 

僕自身、日々店頭でお客さんのリアルな声を聞いていて

「ビッグシルエットはハードルが高いよ〜」

なんて声はちらほら聞こえます。

 

無理もない。僕もアパレルに入るまではワリと『ピタピタ教』信者でしたもん。

詳しくは⇨ファッションに不可欠なのは「程よいゆとり」 ピタピタ教になるな!ご覧下さい。

 

当時は雑誌の「サファリ」を熟読していたので『無理に着飾らなくてもオシャレ』なファッションを目指していました。

しかし、これには『ある程度のタッパと筋肉隆々で姿勢の良い身体』が必要。細身&猫背の僕の身体では体型がもろに浮き彫りになってしまい、毎日のように自分にあうオシャレは何か?を模索していました。

 

そんな時にアパレル業界に足を踏み入れ、自分の体型に合ったスタイルを習得。

それをザックリと文字に起こすと『シルエットを太めにし、要所要所を細くする』ということだったのです。

 

また更に要点をまとめると

  • 身体のラインが出やすい箇所を太くする
  • 太くしたぶん身体の先端部分を細くする

ということ。

引用

このルックなんかはすごく顕著に現れています。

全体的に腰周り、腿がボリューミーでその他はスッキリしています。

 

実は、この真ん中重心のコーディネートこそ、人の体型をしっかりとカバーするファッション。

  • お腹が出ているのが悩み⇨お腹周りにボリュームを持たせることで体型が浮き彫りにならない
  • 足が短いのが悩み⇨腰周りにボリュームを持たせることで腰の位置を隠す
  • 足が太いのが悩み⇨腿周りを太くすることで足の太さを目立たなくする

逆も然りです。僕は逆に身体が細くて悩んでいましたが、太い人同様、応用が効きます。むしろ細い人ほど僕はビッグシルエットを勧めたい。

 

このように体型をカバーする意味合いも含めて、ビッグシルエットの波がきているのは非常に良いことだと思います。

そして、何よりビッグシルエットは着ていて楽だし、オシャレとして捉えられるインフラも整ってきている。

ということで次項では『ナス流のビッグシルエットの取り入れ方』をレクチャーします。

 

 

 

 

ビッグシルエットは『要所要所で締める』メリハリが最重要


 

今回のルックです。

”超”がつくほどカジュアルに見えると思いますが、僕流のこだわりが数カ所あります。

 

⑴真ん中重心であること

正面からみるとこんな感じ。

全体的に腰周り、腿周りがに重心があると思います。いわば、丸っこいシルエット

この丸っこいシルエットは華奢な体型が出にくいのが特徴。また、トップスを大きくすることで猫背対策もバッチリ

もう少しビッグになってしまうとインフレになってしまうので、このくらいがビッグシルエットでは限界ではないでしょうか。

 

 

⑵先端を細く、スッキリさせること

ビッグシルエットでは袖先や足首周りの、先端部分をどう野暮ったく見せないかが最重要です。

袖周り。しっかりと細くフィニッシュしています。この部分だけ切り取れば、余計な生地もなくスッキリとした印象でしょう。

細くない袖であれば、まくってあげるのも一つのテクニックですね。

 

足首周り。腿から足首周りにかけて細くなるテーパードシルエットがベストですが、僕が履いているサルエルっぽい変形シルエットでも、短めがベスト。これはギャルソンなんかが得意なシルエットですね。

足が多少短く見られがちですが、野暮ったくなるよりましかと。足首周りのボリュームを少なくするだけで印象はまるで違いますよ。この時期は靴下でも遊べますし。

あと、靴は家に帰ってしっかりと磨きました(笑)

 

 

⑶ドレス要素を取り入れて引き締めること

ビッグシルエットは子供っぽく見られがちなので、ドレッシーなアイテムで補填してあげるのが大切。

トップスがサーマル素材とカジュアルな素材感なので、インナーにはツヤ感のあるシャツをイン。

首元はアクセントでバンダナを巻いてます。彩りを加えるという意味でも非常に効果的。手軽ですし。

更に、ネッカチーフのようにツヤ感のある素材感をチョイスすると、ドレスっぽさも出てなお良しかと。

 

このようにレイヤードぽくなるのも良いところ。また、ビッグシルエットの中にシャツをインしても圧迫感がないから、全くストレスを感じないのです。ピタッとしたニットのインナーにシャツを着るとゴワゴワするんですよね…体型もワリと顕著に出やすいですし。

この辺は2017AWのドリスヴァンノッテンなんかもやってます。ちょっと形は違いますが、ビッグシルエットにドレッシーなシャツをインして引き締める。

  • トップス&パンツ⇨カジュアルなビッグシルエット
  • インナー&シューズ⇨ドレッシーでツヤ感のあるアイテム

今期のコレクションでは好きなルックの一つです。

 

少々脱線しましたが、極め付けの帽子。僕は”あえて”おじさんっぽく見られがちなボルサリーノのハンチングをチョイス。

洋服がどちらかといえばポップなので、人の視線が集まる先端部分にクラシックな要素を持ってくるということを意識しました。

ハンチングは近年再び脚光を浴びているアイテムの一つです。一個、ベーシックカラーのものを持っておくと非常に便利ですよ。カジュアルにもドレスにも使えますし。

 

このように

  1. 真ん中重心であること
  2. 先端を細く、スッキリさせること
  3. ドレス要素を取り入れて引き締めること

をしっかり意識すると、何も考えていない安易なビッグシルエットになるのを防ぐことができます。

 

 

 

 

ビッグシルエットに必要なのもやっぱり『引き締め要素』


 

安易なビッグシルエットはただの怠慢です。

どこかでしっかりと引き締める必要性があるし、何もしないだけではただ子供っぽくなっておしまいです。

 

その『引き締め』というのは解説したように、体型をしっかりカバーすることであったり、的確な箇所のシルエットを細くしたり、アイテムで補ったりすること。

この工夫をすることで『ただ洋服を大きく着ているだけの人』になるのを防ぐことが出来ます。

 

僕らのアパレル業界全体を見渡しても、『何も考えないで大きく着る人』はいますし、インフレが起きてしまっているのでは?と思うことも多々あります。

しかし、『引き締め』の意識を頭の片隅に入れておくだけで、その思考は自身のスタイルとして確実に体現されます。

 

僕は業界全体でプッシュしているビッグシルエットの波に対しては俄然肯定派です。

東洋人体型には非常に高相性だと思いますし、欧米人のような元の素材で勝負するようなオシャレが似合う日本人はほとんどいないのが現状なのです。

 

また、ビッグシルエットはオリジナリティが重視されるため、無限に楽しめるのも特徴。ある程度『型』が出揃っているマス層向けのファッションに飽きた方なんかはチャレンジしてみる価値は大いにあると思います。

そして、僕のようにファッションを『終わりの無い遊び』だと捉える人間にとっては、ビッグシルエットは最高のブルーオーシャン。

今後も遊び続けたいので、しっかりとオリジナリティを具現化していきますよ〜。

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kokishibata

1993年熊本県生まれ。18歳まで熊本県で育ち、福岡の大学に進学。卒業後に上京し、現在は都内の某セレクトショップに勤務。趣味はファッション、Dj、ブログ運営。

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