古着

古着と今の服を組み合わせることで新しいスタイルを構築する


 

ナスです。

早速ですが最近、リーバイスのデニムジャケットを購入しました。

11月にデニムジャケットを買うってことで、今回は襟と袖先をぶった切ってコートなんかのインナーとして使う予定でした。

 

しかし、購入したこちらのリーバイス。

およそ、40年前の古着ということでアタリなんかもしっかりと味が出ております。

加工物と違ってリアルな年季を味わえます。

 

ぶった切る予定だった襟もご覧の通り。

このようなガチな経年変化が目に見えるため、「襟と袖先ぶった切ったら、前の所有者にちょいと失礼なんじゃないかなぁ」なんて思ったりするわけですよ…

 

なので、インナー使いとして購入したこちらを普通にトップス扱いで着用することに。ただ、今は11月。とにかく、寒いんです。

しかし、今すぐ着用したい…

買った服を眠らすなんてことはしたくないわけです。

ということで職業柄、オシャレを体現しなくてはいけない僕はこの古着で店頭に立つことに。店頭は暖房も効いているので全然この時期でもデニムジャケット着れちゃうんですよね〜。

 

前置きが長くなりましたが、今回の特集はズバリ『古着×今の服で作る新しいスタイル』です。

古着と今の服ってのは対極の意味を成しますが、これをクロスオーバーさせるのが非常に面白いと気付いてしまったので、今回はその魅力を余すことなく書きます。

 

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随所に今っぽいディテールを取り入れたストリートテイストのコーディネート


今回はリーバイスのデニムジャケットをメインにストリート風のルックにしました。

全体的にカジュアルなルックになりましたが、今回意識したのは『クラシックアイテムと新興勢力アイテムの融合』です。

 

ここでいうクラシックアイテムとは

リーバイスのデニムジャケット(70’s)

 

・アディダスのスーパースター80’s 

 

・ラルフローレンのスナップキャップ

 

この三つになります。

本当に時代を超えて愛され続ける物、それがクラシックアイテムなのです。

 

このクラシックアイテムの特徴は難なくスタイルに馴染んでしまうこと。

長年、多くの人々の装いを彩ってきたアイテムたちですので、一番評価されているのは汎用性の高さなのです。

このようなクラシックアイテムだけでコーディネートを組むのは、ある意味堅実で外しません。

しっかりと着こなしの基礎さえ理解できていれば、誰でもそれなりのコーディネートを組むことができます。

 

ただ、今回は僕はファッションに携わるプロとして、しっかりと新しいカタチで体現していきたい。

そこで選んだのが『クラシックアイテムと新興勢力アイテムの融合』なのです。

次項ではポイントをしっかりと書いていきます。

 

 

 

ジョンエリオットのサイドジップフーディをアクセントに『現代風レイヤード』を体現


今回キーとなるアイテムはインナーとして起用したジョンエリオットのサイドジップフーディ。

ブランドのアイコン的なアイテムですが、色は珍しいパープルをチョイス。

袖が細く、着丈も長い典型的なIラインシルエットのアイテムなので、インナー使いには最適なんです。

また、ブランド背景もスポーティコーディネートから、ストリートまで多くのファンを抱える今ノリに乗っているブランド。デビューしたのも2013年春夏からなのでまさしく新興勢力。

 

今回はそんなジョンエリオットのアイコンアイテムの特徴である

  • 細身で着丈が長いシルエット
  • サイドジップ

をしっかりとコーディネートに落とし込みました。

クラシックアイテムにはない、サイドジップのデザイン。今回チョイスしたパンツのデザインにもジップを施していることにより、ちょっとした男心をくすぐるサイドに。

このように、シルエットが縦長で今っぽいシルエットであることや、デザインが特徴的であること、普段あまりチョイスしないようなカラーリングなど、古着のデニムジャケットとは対極のデザインのものを組み合わせることで、必然的に『昔と今のクロスオーバー』が可能になります。

そして、このクロスオーバーをさらに加速させるために、ある一つのテクニックを使いました。次項で解説します。

 

 

 

 

インナーの白シャツがレイヤードのミソ


 

今回はトップスのデニムジャケットが一番着丈が短く、インナーに挟んだサイドジップフーディとの着丈のバランスで、レイヤードをほぼほぼ完成させてしまいました。

ただ、今回はそれだけでは終わりません。

プラスもう一点のレイヤードとして白シャツをチョイスします。

この三段構造こそがレイヤードコーデの真骨頂であり、古着を今のディティールで着こなすためのマスターピースなのです。

 

横からみればこんな感じ(さっきも載せましたが)

 

また後ろからみるとこんな感じです。

決して過剰なオーバーシルエットなりすぎないようにアイテムをチョイスしました。

そして、過剰なオーバーシルエットを防ぐには、デニムジャケットのコンパクトさを抜きには語れません。

 

一番のメインアイテムの着丈が短いことによって、中だるみすることなく適度なボリューム感のレイヤードで上半身を組み立てる。

カジュアルアイテムオンリーの組み合わせこそ繊細な足し算が必要で、なおかつ、野暮く見られがちな古着を現代風に着こなすというテーマであれば、せめて着こなしだけは今っぽくすることが重要なのです。

 

また今回は白を間に挟んだことで、結果的に頭部、首元、腰回り、足元の四箇所に白を配置したことになりました。

野暮くなりがちな古着のミックスコーデに必要なのは、白が持つ清潔感クリーンなイメージです。

特に、カジュアル度120パーセントの古着のデニムジャケットであれば、尚更。

安易にカジュアルアイテムを合わせるのではなく、カジュアル要素を緩和させるための取り組み(ドレス要素のある白シャツを挟む)であったり、計算されたレイヤードというのは、見る人にもしっかりと伝わります。

 

また、袖先を捲り上げ、すっきりさせることによりこちらも野暮感を与えないように注力しました。

先端部は人の視線が集まりやすいので、最終的にクリーンな印象を与えるにはボリューム感を軽減してあげることが大切なのです。

 

 

 

 

まとめ:古着は無限の可能性を秘めている


 

今回を機に、古着にどっぷりハマりそうな予感がします。

なぜなら、古着が持つ奥深さに気付いてしまったから。

自分の好みにあった至極の一品を求めるために古着屋を回る楽しみだったり、今回のように今っぽいコーディネートに落とし込んで新しい価値を見出すことであったり、古着が持つ無限の可能性に気付いてしまいました。

 

例えば、古着のデニムジャケットなんて生産年月や生産国、ブランドによって十人十色の顔があります。

今回はいたってベーシックなシルエットのデニムジャケットでしたが、物によってはめちゃめちゃビッグシルエットだったり、加工には出せない自然な経年変化が表情として出ていたりするのです。

自分が普段触れている高級既製服もストーリーがあって面白いのですが、古着と組みわせることによって、新しい価値を創造していけると思います。

そうすることによって、古着は単なる過去の服ではなくなり、捨てられない限りは時代に応じて新しい価値を提供してくれるでしょう。

今のような90’sのリバイバルの流れや、ジェンダーレスやジャンルレスの流れが早くなっている世の中では、古着の価値がさらに加速すると思いますし、僕もオリジナルのスタイルでカタチとして表現できるように注力していこうと思います。

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kokishibata

1993年熊本県生まれ。18歳まで熊本県で育ち、福岡の大学に進学。卒業後に上京し、現在は都内の某セレクトショップに勤務。趣味はファッション、Dj、ブログ運営。

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